大学を中退しても就職できる?大学中退者の就職支援サービスの種類と活用法

就活の基本

やむをえない事情により大学を中退することになった場合、新卒として就活をしたり、一般企業に入社をするのが難しいのでは?と不安に感じる方は少なくないです。
大学中退者が実際に就職活動を行ううえで、どのような選択肢があるのでしょうか。

今回は、大学中退後の進路や就活の手順、就活を成功させるポイントなどについて解説します。

大学中退者の就活事情

「大学を中退したら、新卒としての採用は難しいのでは?」
「どんな方法で就職活動をしたらいいの?」など様々な疑問があるかと思います。
まずは、就職活動を行ううえでの大学中退者の選択肢や、就職・転職状況についてのデータを紹介します。

大学中退後の選択肢

大学中退後は、正規雇用で働くか、非正規雇用で働くか大きく2つ選ぶことができます。

  • 正規雇用:基本的にはフルタイム勤務で、雇用期間の定めがない
  • 非正規雇用:雇用期間の定めがある

正規雇用

大学中退者は、新卒としての採用は難しいですが『高校卒業』として正規雇用社員の枠で働くことができます。

この場合は大学新卒採用にくらべて、思うように就職活動を進めることは難しいかもしれません。
大学卒業の場合は新卒としての就職活動ですが、大学中退者は高校卒業として就活をおこなうため大学卒業者と比較して求人に限りがあるからです。

内定率を高め、就職活動をうまく行うためにも、大学を中退した理由をしっかりと述べることができるように就活対策を行いましょう。

非正規雇用(契約社員やアルバイト)

「すぐに正規雇用として働くことは考えていない」「すぐにやりたい仕事が見つかるかわからない…」という人もいるでしょう。
そのような場合は、契約社員やアルバイトとして働きながら就職活動を行うことをおすすめします。

ただし、長い間非正規雇用で働くと、就活のタイミングを逃してしまう可能性もあります。

非正規雇用で働く場合は、いつ頃から正規雇用として働くのか、どんな職種につきたいのかを明確にしておくことが大切です。
転職エージェントなどに登録をし、いつでも就職活動を行える状態を作っておくことをおすすめします。

大学中退者の就職・転職状況

独立行政法人労働政策研究・研修機構の『大学中退者の就労と意識に関する研究』によると、大学中退者の正規雇用と非正規雇用で働く人の割合は以下のとおりです。

2003年度:正規雇用 35.6%、非正規雇用 23.9%
2012年度:正規雇用 26.4%、非正規雇用 36.6%

2003年から2012年までの約10年間で、大学中退者の正規雇用の割合が減っているのに対し、非正規雇用の割合が増えていることが分かります。

【参照】大学等中退者の就労と意識に関する研究 p28 – 独立行政法人労働政策研究・研修機構

大学中退者の就職活動の手順

次に、大学中退者が就職活動を行う際の手順を解説します。
就職活動を行う上で気を付けておきたい点も合わせて見ていきましょう。

志望企業の選定

まずは志望企業を選択しましょう。

大学中退者は最終学歴が『高校卒業』となり、新卒枠ではなく、中途採用枠での採用です。
求人を選ぶ時には、中途採用を募集しており、『高卒・未経験可』などで働くことのできる企業を選ぶことをおすすめします。

履歴書の作成

履歴書の学歴の記入欄には、『大学中退』と記入し、学歴詐称は行わないようにしてください。

その際、なぜ大学を中退してしまったのかなどの理由を記入すると効果的です。
大学中退という要素がマイナスなイメージにつながらないような書き方をすることで、就職活動がスムーズに進みます。

【関連】大学中退は履歴書にどう記入する?就職で不利にならない書き方とは

面接の準備

面接を受けるにあたり、事前にある程度準備をしておくことが大切です。
前もって企業について下調べをし、面接対策を行いましょう。

特に大学中退している場合、中退した理由を聞かれる可能性は高いです。
前向きな理由や企業が納得できる理由を答えられるように、事前に準備しておきましょう。
マイナスイメージを与えないためにも、上記でも説明した中退の具体的な理由と中退をしたことに今どう向き合っているのかなどを答えられるといいです。

そのほか、就活マナーに沿った身だしなみや振る舞いを意識する必要があります。
服装は、一般的にはリクルートスーツですが、企業側の指定に倣ってください。

大学中退者が就職活動を成功させるには?

全てを自分一人で行うことは、とても難しく慣れない就職活動ではつまずくことも少なくありません。
誰かに相談したり何かしらのアドバイスを受けることで、就職活動がスムーズに進む場合もあります。

就職活動を行うにあたって、就職活動をサポートしてくれる『就職支援サービス』の利用をおすすめします。

就職支援サービスとは

就職支援サービスとは、就職希望者にサービスを提供する機関や人材会社が求人情報を紹介し、ヒアリングやセミナーなどを行いながら就職までの過程をサポートをしてれるサービスです。

代表的な例として『ハローワーク』と『就職支援エージェント』を紹介します。

ハローワーク

ハローワークは正式名称を『公共職業安定所』といい、国が管轄している就職支援サービスです。
誰でも無料で利用できる施設となっており、就職・転職サポートのほか、雇用保険や手当の支給なども行っています。

就職に関わるサービスでは、専門知識を持ったスタッフがきちんとサポートしてくれるため、ハローワークを上手に利用することで内定までの手順をスムーズに進めることができるでしょう。

【関連】高卒でハローワークはどう活用する?メリットやその他の就活方法も解説

就職支援エージェント

就職活動を自分で行うのが難しいという方は、就活・転職を支援するサービスを提供している「転職エージェント」を利用しましょう。
転職エージェントでは面接や履歴書の添削、内定をもらうまで就職をサポートしてくれます。
求職者の抱えている悩みを解決し、求職者の転職活動においてアドバイスをくれるサービスです。

数多くの転職エージェントが存在するなかでも、高卒や大学中退者の就職・転職について専門知識を持ったスタッフの揃った「ゼロタレント」の利用をおすすめします。

【関連】転職エージェントを賢く利用!元フリーターの方へインタビュー

就職支援サービスの活用法

就職支援サービスを上手に活用することで、就職活動を円滑に進めることができます。
最後に、就職支援サービスの活用法についてお伝えします。

プロからアドバイスをもらう

一人で就職活動を行う場合、面接対応や履歴書の書き方などで悩んでしまうことが多いです。
しかし、就職支援サービスを利用することで、面接の受け方や対策方法・履歴書の書き方や添削など行ってもらうことができます。
専門知識豊富なスタッフと二人三脚で、内定まで頑張ることが可能です。

おすすめ企業を紹介してもらう

転職支援エージェントを利用した場合、ヒアリングを通して、自分にあった企業を選定・紹介してもらうことが可能です。
ヒアリングの際には就職においての希望条件や理想の働き方などをエージェントに伝えましょう。

先述したゼロタレントは、高卒をはじめとする非大卒者の就職・転職を丁寧にサポートしてくれます。
非大卒者に特化したサービスゆえのノウハウが豊富であるため、積極的に利用することで、転職活動をスムーズに進めることが可能です。

まとめ

大学中退者の学歴は高校卒業となるため、求人を探すときは高校卒業でも受けられる中途採用求人を探しましょう。
中退理由はポジティブにしっかりと述べることで、企業にマイナスイメージを与えることなく選考を進められますよ。

実際に一人で就職活動を行うことは難しい場合は、就職活動をスムーズに進めるためにも、転職エージェントの利用を検討してみてください。

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