高卒でハローワークはどう活用する?メリットやその他の就活方法も解説

就活の基本

高校を卒業して就職しようとしている人の中には、ハローワークの利用を検討している人もいるのではないでしょうか。
一方でハローワークの名前は知っていても、具体的な使い方やどういったことができるのかわからない人もいるでしょう。
そこで、今回はハローワークの活用方法からメリット・デメリットなどについて解説します。

ハローワークとは

まずは、ハローワークがどのようなものなのか、概要を確認していきましょう。

ハローワークは「公共職業安定所」と呼ばれる厚生労働省が運営する機関です。
「職業」という言葉がついているように、仕事に関する以下のような各種サービスが受けられます。

  • 求人情報の検索
  • 失業保険などの各種手続き
  • 職業訓練

ハローワークでは、たくさんの求人情報を扱っており、利用者は求人検索・閲覧を全て無料で行うことができます。
気になる求人や興味のある求人があれば、その場で応募する事も可能です。

幅広い種類の仕事を扱っているため、自分に合った仕事を見つけることができるでしょう。
正社員だけでなくアルバイトやパートなどの求人も確認することができます。

また、ハローワークでは、失業保険や再就職手当、育児休業給付など各種手当や保険の給付手続きも行っています。
給付を受けるにあたってそれぞれ条件が設定されていますが、ハローワークではその条件を満たしているかどうかの確認も行ってくれます。

さらに、特定のスキルを身につけるための職業訓練も受けられます。
訓練の内容はパソコン講座やインテリア、ネイルアートなど多岐にわたり、新しいことにチャレンジしたい、手に職をつけたいといった人にとってはぴったりだと言えます。
また、高校卒業時点では就職できなかった既卒者でも、手に職をつけた状態で就職活動に挑めるためおすすめです。

ハローワークのメリット

仕事探しに始まり、職業訓練も受けられるハローワークですが、そのメリットとしては以下のような点が挙げられます。

  • 地元での就職に強い
  • 求人数が多い
  • 相談窓口が利用できる

地元での就職に強い

ハローワークが扱う求人は、その地域の地元企業が多くなっています。
そのため、主に地元での就職を希望している人にとっては非常に使い勝手のいいものとなるでしょう。
なお、ハローワークの求人はインターネットからでも閲覧可能です。
実際にハローワークに行く場合よりも若干見られる情報に制限はありますが、全国の求人情報を調べる事も可能です。

求人数が多い

ハローワークでは、大企業はもちろん中小企業まで非常に多くの求人を扱っています。
これは、ハローワークへの求人情報の掲載が無料で行えるためです。
求人数が多いため、必然的に選択肢も多くなり、自分にあった企業が見つけられる可能性が高くなります。

相談窓口が利用できる

ハローワークには利用者向けの相談窓口があります。
ここでは自分に向いている仕事はなんなのか、など就職についての相談をすることができます。
もちろん相談は無料です。
場合によっては先述の職業訓練の受講をすすられることもあります。

ハローワークのデメリット

メリットの一方で、ハローワークの利用にはデメリットがあるのも事実です。
主なデメリットとしては以下のような点が挙げられます。

  • 地元の求人ばかりになってしまう
  • 求人の質が悪いケースもある
  • 相談員の質が悪いケースもある

地元の求人ばかりになってしまう

先述の通りハローワークは、その地域の求人を多く扱っています。これは強みでもありま
すが、他の地域での就職を希望する人にとっては、その地域のハローワークはあまり利用
しても意味がないかもしれません。

求人の質が悪いケースもある

膨大な数の求人を扱っている一方で、求人の質はピンからキリまであります。
これは、企業側が無料でハローワークに求人掲載ができるためです。
求人の掲載にあたっては、特にハローワーク側が企業を訪問して企業の状況を把握するなど、細かくチェックしているわけではありません。

その結果、求人内容と実際の職務内容が異なる可能性もあります。
とりあえず求人を出しておこうという企業もいるかもしれないため、注意が必要です。

相談員の質が悪いケースもある

相談を受けてくれる相談員の質も人によると言わざるを得ません。
経験豊富で適切なアドバイスをしてくれる人や就職支援の国家資格であるキャリアコンサルタントを取得している人ももちろんいますが、全員がそうではありません。

高卒者のハローワークの求人状況

厚生労働省によると、平成30年7月末時点における、ハローワークでの求人状況(高卒新卒者)は以下の通りです。

求人数:約42万6千人(前年同期比13.7%増)
求職者数:約18万人(同0.1%減)
求人倍率:2.37倍(同0.29ポイント上昇)

【参照】平成30年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況」取りまとめ – 厚生労働省

求職者数に対して求人数は多く、求人倍率が高くなっているため、高卒者でも仕事を探すことができると言えるでしょう。

就職活動の相談

先ほど紹介したように、ハローワークでは就職活動に関する各種相談を行うことができます。これは高卒者でも同じです。
どういった業種・職種が自分には向いているのか、どういった求人があるのか、高卒者を歓迎してくれる企業の情報など、相談員の方に相談して就職活動に取り組むことができます。

求人票の検索

こちらもすでに触れているように、求人の検索は高卒者でも行うことができます。
検索にあたってはキーワードや条件を指定しての検索もできるため、相談員を活用するなどして、自分の希望する条件をある程度絞っておくと求人が見つけやすいでしょう。

説明会やセミナーへの参加

ハローワークで職業訓練を行なっているというのは先述の通りですが、近年では、若者向けの就職支援「わかものハローワーク」なども登場しています。
こちらは、若年層の中でも正社員での就職を目指す人向けのサービスとなっています。
具体的には就職相談や様々なセミナーを実施するほか、面接対策、性格検査なども行なってくれます。

ハローワーク利用以外の就活方法

ここまでは、主にハローワークの特徴や活用方法などについて解説しました。
ただ、高卒者の就職活動はハローワークのみではありません。
そこで、続いてはハローワーク以外の就活方法について解説します。

高校の就職支援制度の利用

高校によっては、高卒段階で就職を希望する人に対して、就職支援を行ってくれる制度が存在するケースがあります。
高校の就職支援を利用するメリットとしては自分の通い慣れた学校、よく知っている先生たちのもとで支援が受けられるため、自分の希望などが伝えやすくなるでしょう。

また、各生徒の特徴を把握している先生がいることにより、生徒に合った求人の提案が受けやすい点も高校の就職支援制度のメリットと言えます。

就職エージェントの利用

就職エージェントとは、就職を希望する人が内定を得るまでのサポートを行ってくれるサービスのことです。

求職者のエージェント利用にあたっては特に費用は発生しません。
就職エージェントは、成果報酬型のビジネスとなっており、就職希望者が企業に就職することで企業から報酬を得ます。
そのため、サービス利用者に対しては手厚いサポートを行ってくれます。

例えば面接対策や履歴書の添削を行ってくれたり、1人1人に専任の担当者がついて、その人にあった求人の提案を行ってくれます。
さらに、面接日程の調整や採用時の条件の調整など面倒な手続きを全て任せることができるため、求職者は就職活動に専念することができます。

就職エージェントには様々な会社が存在しますが、高卒者の場合「ZEROTALENT」(ゼロタレント)の利用がおすすめです。
ゼロタレントは、高卒者や第二新卒者など主に若者を対象としてサービスを展開しており、学歴や経歴に関係なく利用することができます。
高卒段階で働きたいという人はぜひ利用を検討してみてください。

まとめ

今回は、ハローワークの概要からメリット・デメリットなどについて解説しました。
ハローワークは無料で利用できることに加え、膨大な数の求人を扱っているため、求職者にとっては非常に便利です。

一方で、求人の質や相談員の質に偏りがあるのも事実です。
そのため、ハローワークの利用だけでなく、高校の就職支援や就職エージェントなどの利用も合わせて検討するといいでしょう。

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