「いまさらアルバイトから正社員になるなんて不可能」、そう考えたことはありませんか?
高卒でアルバイト経験しかない方は、正社員になることに対して上記のようなマイナスイメージを抱くことが多いのではないでしょうか。
しかし、高卒でも「気持ち」次第でアルバイトから正社員の道を掴んだ若者も多く存在します。
そこで今回は、高卒で法律事務所の正社員としてやりがいを見出している藤井愛理沙(23)さんにインタビューを実施。
事務員になるまでの道のりや、転職活動のコツなどを伝授していただきました。
目次
フリーターの現状
インタビューの前にまず、フリーターの現状をご説明します。
厚生労働省が発表した「平成30年賃金構造基本統計調査」によると、正社員の賃金が323.9千円(年齢41.9歳、勤続13.0年)であるのに対し、正社員以外(フリーター)の賃金は209.4千円(年齢48.3歳、勤続8.7年)です。
正社員とフリーターの賃金の差は、以下の2点によるものです。
- 月給制か時給制かによる差
- 実労働時間の差
さらに、男性・女性で比較すると以下のような結果になります。
男性では118.6千円、女性では77.4千円の差が発生しています。
男女ともに正社員とフリーターの賃金の差は広がっており、この差は19~25歳までの男女が最も開いています。
つまり収入を上げるために転職をするのであれば、「転職のタイミングが若ければ若いほど収入アップが見込まれる」ということになります。
では、「収入アップが見込まれる」年代にあたる人は、どのように転職活動を行っていくのが効率的でしょうか。
フリーターから見事、正社員への切符を掴んだ藤井さんに詳しくお話を伺っていきましょう。
インタビュー
学生時代から転職まで
私の通っていた学校は進学校ではなかったので、就職活動をしている同級生を横目にしながら過ごしていました。
現職について
しかし過ごしているうちに、「このままでいいのか?」「一度も正社員にならずに満足してもいいのか」と考え始めるようになります。
その中で法律という全く関わったことがない分野に興味を持って転職活動に踏み切りました。
2つめは、仕事をしているのが本当に楽しくて、毎日色々な知識を得ながら仕事を楽しめていることですね。
では、実際の現場でキャリアアップを実感されたエピソードなどはありますか?
しかし現在では基本的な操作ができるようになっています。
また、売り上げや環境を良くするために、自分の意見を言えた時にキャリアアップを感じることができますね。
転職活動について
また、その方法で良かったことを教えてください。
転職エージェントでは法律関係の仕事だけでなく、自分の知らない職種にたくさん巡り合うことができました。
選択肢の幅を増やしてくれたので、転職活動も楽しみながら行うことができたと思っています。
この気持ちを忘れなかったおかげで、自分のポテンシャルを最大限に発揮して転職ができたのだと思っています。
自信のないところを克服する!という強い気持ちがあれば成長しながら転職も成功します。
とにかくガムシャラに頑張ってほしいです!
おわりに
今回は、アルバイトから正社員への転職に成功した成り上がりたい藤井さんにインタビューさせていただきました。
藤井さんは終始、「貪欲な気持ち」や「成り上がり精神」が転職には必要不可欠ということを語ってくださいました。
「職場の人数が多くて辞めづらい」「私がいなくなったら会社が回らなくなってしまう」など、転職に踏み切れない理由は、人それぞれです。
しかし周りのことばかり考えていても、あなたのやりたいことには一生手が届かないかもしれません。
“本当にやりたい仕事”を見つけるために、藤井さんのような「成り上がり精神」で転職活動を行ってみてもいいのかもしれませんね。