学歴コンプレックスは関係ない!採用担当者が重視するポイントを大公開

就活の基本

大手企業・ホワイト企業に入社するには学歴が必要だと考えている方は多いのではないでしょうか?
確かに、超一流大学を卒業している高学歴の求職者は就職・転職活動の際に有利ではあります。しかし、厚生労働省の発表では、第二新卒・中途採用選考において学歴はそれほど重視されていません。
ビジネスの世界では学歴ではなく、人柄や愛嬌、一生懸命さ、素直さなどが仕事をする上で非常に重要だからです。

今回は、採用担当者が選考で重視しているポイントと、自分をアピールするために必要なことをご紹介します。

目次

自己分析は済んでいる?

自己分析とは、自分の幼少期や小中学校までさかのぼり、辛かったことや嬉しかったこと、悔しい思いをしたことなどを掘り下げて自分の長所や短所、強みや弱みを理解・把握することです。過去の辛い経験、どん底からどのように這い上がったのかを掘り下げることで、あなたが現在大切にしている価値観に至った理由や長所、そして職業適性が見えて企業選びの軸が明確になるのです。

モチベーションマップ

自己分析を行う際、非常に有効的なのがモチベーションマップです。
まず、真っ白な紙に十字架を書き、縦軸に心の充実度、横軸に年齢を記入します。
次に、習い事・部活動・人間関係・学業などにおける失敗や成功体験を辿りながら、当時の心情を波で表していきます。
出来上がった波からは、どういうことでモチベーションが上下するのかが分かります。
企業選びの際は、これを利用して自分のモチベーションが上昇する環境や理念・ポリシーとマッチした企業を選びましょう。

近しい人に協力してもらう

自分の当時の様子をなかなか思い出せない場合は、家族や親友にさり気なく聞いてみましょう。意外と知らない自分が見えてきます。
思い出したくない過去の自分と向き合わなければならず、逃げ出したくなってしまうこともあるでしょう。
しかし、適社に入社したいならば自己分析を行い、企業の価値観と自身の価値観をすり合わせる必要があります。

採用選考でのアピールポイントランキング

冒頭で「学歴はそれほど重視されていない」と述べました。
では、新規学卒者・第二新卒者の採用選考で、採用担当者が重視しているポイントをランキング形式で1位~5位までご紹介します。(参考:厚生労働省「若年者雇用を取り巻く現状」

1位 仕事への意欲や熱意

働いた経験の少ない候補者に対し、実務経験やスキルを求めている企業はほとんどないでしょう。それよりも、何があっても必ず最後までやりきるという強い気持ちや前向きな姿勢は、企業にとっては就職意欲を判断する重要な指標となります。そのため、志望動機を明確にし、就職後のビジョンもきちんと答えられるようにしておくことが大切です。模擬面接を実施している転職エージェントを選ぶと良いかもしれません。

2位 コミュニケーション能力

職場には、自分とは正反対の性格の人、趣味趣向が異なる人、人見知りで意思疎通がうまく取れない人などさまざまです。

場合によっては、他部署のスタッフと連携を取りながら進めるプロジェクトも発生します。ビジネスにおいては、相手の言葉の意図や本質を正しく理解し、自分の伝えたいことを表現するコミュニケーション能力が求められます。日頃からアンサーファーストを徹底的に意識し、「結論→理由」の順番で話す習慣をつけておくと良いでしょう。

3位 協調性

企業が候補者に求める代表的なものに、協調性が挙げられます。仕事というのは、上司や同僚のサポートがあってこそ大きな成果を成し遂げられるものです。協調性は、自分と違う意見を持った人の考えを尊重しつつ、落としどころを見つけながら物事を進めていくために必要な要素だといえるでしょう。

4位実行力

当事者意識を持って業務に取り組めるかどうかも、採用における重要な判断要素のひとつです。ベンチャーやスタートアップ企業は成長速度が速い分、意思決定や業務のスピード感も求められます。上司の仕事を取りに行く、くらいの高い自走力と意欲がある人は経営者と同じ目線で物事を考え行動できるようになります。それが結果として、組織としての成長につながるのです。

5位 一般常識・教養

社会に出て働くうえで、ある程度の一般常識や教養は必要不可欠です。
ビジネスでの常識がわからない方は、就職エージェントなどのサービスが実施しているセミナーに参加することをおすすめします。

学歴コンプレックスがあるならエージェントに登録

学歴コンプレックスを抱えている人の多くは、他人と比べてしまい自分に自信を持てず自己肯定感が低い傾向にあります。自己分析の正しいやり方がわからない、自分の長所や短所を把握できないという場合は、転職エージェントに登録するのもひとつの方法です。

豊富な経験を持つ専任のアドバイザーが、相談者にさまざまな質問を投げかけながら強みや適正を引き出し性格に合った企業を紹介してくれるでしょう。

非大卒向けエージェント3選

高卒や大学中途退学者で転職活動に慣れていない方の中には、適社を見つけられずに悩む方もおられるのではないでしょうか?
就職・転職活動を始める際、サイトで企業を探すことしかしていない方には非大卒を対象とした転職エージェントを利用するのがおすすめです。

ゼロタレント

(出典:ゼロタレント

20代未経験が選ぶ就職支援サービスNo.1に選ばれた、非大卒に特化した就職支援サービス。ホワイト企業大手企業を紹介しています。
フリーターをはじめ、高卒、第二新卒など学歴にコンプレックスを抱える若者が、経歴や学歴に捉われることなく前向きに挑戦できるよう全力でバックアップしてくれます。
自分にどのような仕事が合うのかわからない、希望する条件にマッチした求人を見つけられないといった悩みを持つ、20代の中卒・高卒や専門卒の方におすすめです。
また、LINEのトークで気軽にキャリアアドバイザーに相談できます。仕事をしながら新たな就職先を探したい方にもおすすめです。

サムライキャリア

(出典:サムライキャリア

中卒や高卒、専門卒、大学中退、既卒といった非大卒の向けの就職支援サービス。スタッフは相談者の年齢と近い20代中心で、肩肘張らずに気軽に相談できるのも魅力です。
また、同サービスで扱っている案件は、学歴に関係なく候補者のポテンシャルや人柄を重視した採用を行う優良企業やベンチャー企業のみ。
オフィスではなくリモートで働いてみたい、フリーターから正社員として頑張ってみたいというように、相談者一人ひとりの要望に応じた企業を紹介しています。

ハタラクティブ

(出典:ハタラクティブ

経験豊富なプロのアドバイザーが、自己分析や会社選びの方法、事前面接対策などを全力でサポートしてくれます。
これまでに60,000件以上のカウンセリングを実施しており、求人情報誌や転職サイトにも出ていない非公開求人を多数紹介。
学歴や過去の経歴・実務経験に関係なく、未経験でも挑戦できる優良企業を紹介しています。働いてみたら思っていた業務内容と違ったというミスマッチがないのも同サービスならではの特徴です。

おわりに

今回は、採用担当者が選考で重視しているポイントと、自分をアピールするために必要なことをご紹介しました。
ここ数年は、今後の社会を担う若い世代への期待が高まっています。そのため、採用活動において第二新卒やフリーターの売り手市場が加速しています。
さらに、最終学歴が非大卒の場合でも、責任あるポジションを任されて高収入を得ている人もいます。
学歴にとらわれず、就職・転職活動を進めていきましょう。

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